ポイント
・高値圏でもみ合い、7.6万ドル台で下に行って来いの展開
・結局、米イランは明日再協の見通し
・市場はリスクオンで反応、日経平均は6万円伺う
・注目イベントはFRB議長公聴会とClarity法案。Kelpハック余波も
昨日のBTC市場
昨日のBTC市場は高値圏でのもみ合い。

7.6万ドル(約1,205万円)台から7.3万ドル(約1,160万円)台に失速した後、7.6万ドル台に値を戻す、下に行って来いの展開となった。
BTCは、2週間停戦や一時「決裂」した和平協議の再開への期待感などもあり、7.6万ドルにワンタッチ。3月の戻り高値を更新し、一目均衡表の3役好転の買いサインが点灯した。
金曜日にイランのアラグチ外相がSNSで「停戦期間中はホルムズ海峡を開放する」と発言すると、7.8万ドル台半ばまで値を伸ばしたが、7.9万ドル付近のレジスタンスゾーンに跳ね返された。その後、イラン革命防衛隊(IRGC)が外相に反発、米側も「核合意まではイランの海上封鎖を継続する」としたため、イランは海峡を再封鎖。これを受けてBTCは上値を重くしていった。
米国がパキスタンに代表団を送ったとの情報が出回ると一時7.6万ドル台に値を戻したが、イラン側が2回目の協議を拒否したことや、米国がイラン船を拿捕したことも嫌気され、CME先物がオープンすると一時7.4万ドルを割り込んだ。
しかし原油価格が80ドル台で上げ渋るとBTCは7.4万ドルに値を戻し、ペゼシュキアン大統領が外交的解決を望むと一時7.5万ドル台半ばに上伸、報道官が再協議を否定すると、再び7.4万ドル台に失速した。
その後はトランプ大統領がNYポストで「バンス副大統領が出発した」とコメント、CNNは再協議が22日から始まる見込みと報じる一方、Bloombergは停戦期限を延長しないとする強硬な姿勢を伝えるなど、BTCは一喜一憂する展開が続いた。しかしロイターが「イラン高官が最重要協議への参加を検討している」と報じ、NYタイムズも「イラン代表団が火曜日にパキスタンに向かう」と伝えると、BTCは7.6万ドル台に値を伸ばした。
今朝方、イランのガリバフ議長は「米国の脅迫の影響下では交渉しない」とXに投稿したが、交渉再開を前提とした動きと解釈され、日経平均が6万円を伺う中、BTCは7.6万ドル近辺で底堅い展開を続けている。
本日のBTC市場
本日のBTC市場は引き続き底堅い展開を予想する。
結局、紆余曲折あったが米イラン再協議が明日開催される見通しとなり、リスクオンとなった。ただし停戦期限とされる東部時間22日の午後8時(日本時間23日午前9時)に迫っており、予断を許さない。トランプ大統領は期限の延長を認めない姿勢を示している。 まさに、これまで繰り返し申し上げてきた「核合意に向けて圧力を緩めない米国と、時間を稼いで根負けを狙うイランとの間で、22日の停戦期限を巡ってチキンレース」が繰り広げられている。
これを受けて市場はリスクオンで反応、日経平均は今にも6万円に到達しそうな勢いだ。メディアからはセンセーショナルな報道が続くが、市場は両者の駆け引きに慣れてきた印象だ。本格交渉を明日に控え、本日は様子見となり、どちらかといえばリスクオンで上値余地を探る展開が予想される。ただし7.9万ドル~8万ドルのレジスタンスゾーントライは、交渉の結果を見極めてからになりそうだ。
本日は注目のウォーシュ次期FRB議長候補の上院公聴会が開催される。一部議員はパウエル議長の捜査が取り下げられるまでは承認に消極的と伝わる中、仮にスムーズに進めばポジティブに反応する可能性がある。
また来週以降のClarity法案の委員会審議・採決の行方も注目される。未だに銀行ロビーの反対が根強く、一部議員からはいら立ちの声も聞かれる。可能性は高くないが、仮に事態が進展すればポジティブサプライズとなる。
Kelpのハッキングの余波が懸念されている。被害自体は3億ドル程度だが、Aaveで不良債権が発生し、取り付け騒ぎのような格好となっている。一部で懸念されたETHの投げ売りには至っていないが、DeFiのリスクを再認識させられるイベントとなっている。
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※この記事は「楽天ウォレット」のデイリーレポートを転載したものです。
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