ポイント
・7.6万ドルをワンタッチ、一目の雲を抜けて買いサイン点灯
・米イラン協議再開期待と原油安がBTCを支える展開
・ホルムズ海峡通過船舶20隻超、イスラエルはレバノンと会談、地政学リスクは後退
・Clarity法案とウォーシュ公聴会(21日)が今後の注目材料
昨日のBTC市場
昨日のBTC市場は続伸。

一昨日7万ドル(約1,110万円)台で切り返すと、順調に値を伸ばし、今朝未明に7.6万ドル(約1,205万円)にワンタッチ、足元では7.4万ドル(約1,175万円)台で底堅く推移している。
BTCは、2月から続く上昇チャネルや一目均衡表の雲を一時下抜けたが、2週間の停戦を受け上昇、売りサインは解消された。その後は、週末の協議への期待で7.3万ドル台、決裂と海峡封鎖で7万ドル台、そして協議再開への期待で7.4万ドル台と、米イラン協議に振らされる展開が続いた。
米国のホルムズ海峡逆封鎖で週明けの原油相場は105ドルまで上昇したが、昨日未明にトランプ大統領がイランから電話があったとし、続いてバンス副大統領がボールはイラン側にあるとし協議再開を示唆すると原油価格は100ドルを割り込み、BTCは7.5万ドルに迫った。
しばらく7.4万ドル台でもみ合ったが、海外時間に入りPPIが予想を下回り、またゴールドマンサックスがデリバティブベースのBTC ETFを申請する中、底堅く推移した。すると徐々に米軍による封鎖はイラン関連船舶を対象にしたもので原油価格にポジティブだという見方が広がったせいか原油が95ドルを割り込むとBTCは上昇、7.6万ドルにワンタッチして、わずかながら3月に付けた戻り高値を更新した。
その後、トランプ大統領が再協議が2日内に行われることを示唆したとNYポストが報じたが、米軍が24時間以内に海峡を通過した船舶はいなかったとし、また米財務省がイラン原油への制裁緩和が来週失効、イランの活動を支援する外国銀行に2次制裁を強化するとしたこともあり、一時7.4万ドルを割り込んだ。
しかしWSJが海峡を通過した船舶が20隻以上に上ったとし、FOX TVとのインタビューで大統領が戦争はもうすぐ終わるとすると原油価格が一時90ドルを割り込み、BTCは7.4万ドル半ばに強含んでいる。
本日のBTC市場
本日のBTC市場は底堅い展開を予想する。
BTCは引き続きイラン情勢に振らされる展開。週明けは緊張緩和・再協議への期待感で堅調に推移、7.6万ドルとわずかではあるが戻り高値を更新した。まだダマしの可能性も残るが、一目均衡表の雲の上限を突破、3役好転の買いサインが点灯している。
一昨日「一部メディアで報じられている『決裂』とは少しニュアンスが異なる」と申し上げ、昨日は海峡封鎖も一部報道とはややニュアンスが異なると申し上げた。
中東の市場(スーク・バザール)では売り手も買い手も最初にとんでもない価格を言い合い、一度帰るふりをしては呼び止めて、価格をすり合わせていく。今回の交渉も似ていて、「決裂」と帰国したバンス氏をイランが呼び止めている構図だ。
海峡の「封鎖」についても、3月にトランプ大統領は米海軍によるタンカー護衛を提案。しかし海軍は安全確保に数週間かかり現時点では難しいとしたが、今回準備が整った形という見方もできる。米軍は護衛はしていないとしながらも米駆逐艦が通ることで民間の商船も航行が可能であることを示した格好だ。
要は「決裂」だ「海峡封鎖」だという言葉が独り歩きしてリスクオフに傾いた市場が本来の姿を認識して戻ってきている印象だ。米財務省の動きも合意を迫るために圧力を強化していると考えれば辻褄が合う。米国ではイスラエルとレバノンの歴史的会談も開催され、事態は好転しつつある。
次の材料として、まずClarity法案。こちらはコインベースが賛成に回り、残すは銀行ロビーのみとなったが、月内の委員会開催が中間選挙前成立のデッドラインとの声も聞かれ注目される。また金融政策ではウォーシュ次期議長候補の公聴会が21日に決まった模様だ。いずれもイースター休会が終わり、議会で動きが見られ始めている。
NVIDIA「Ising」発表。これにより量子コンピュータの調整やエラー修正が大幅に効率化でき、また量子脅威が現実味を増した。ただし、量子コンピュータの本当のハードルはソフト面よりハード面で、ソフトが出来たからといって直ちに危機だとするのは大げさか。
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※この記事は「楽天ウォレット」のデイリーレポートを転載したものです。
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