暗号資産(仮想通貨)取引所のコインチェックは10月8日、NOT A HOTEL DAOが発行するNOT A HOTEL COIN(ノットアホテルコイン:NAC)の取扱い開始を発表した。販売所での売買に加え、「Coincheckつみたて」にも対応するという。
NACは、宿泊施設を展開するNOTA社(旧NOT A HOTEL社)の子会社、NOT A HOTEL DAOが発行する暗号資産だ。
保有するNACを一定期間貸し出すことで宿泊権などを受け取れるほか、宿泊に伴う費用の支払いにも利用できる。
2024年12月にはGMOコインを通じてIEO(暗号資産交換業者を通じた資金調達)を実施し、目標額の20億円を調達した。
同月13日からGMOコインで売買が始まっており、今回のコインチェックでの取扱い開始により、国内での購入先が広がった形となる。
国内のIEO銘柄には公募価格を下回るものもあるなか、NACは上場から約1年10カ月が経過した10月6日時点でも約1060円と、IEO時の販売価格(1000円)を上回っている。
コインチェックとNOT A HOTEL DAOは2025年12月、NACの新規取扱いを検討するとともに、RWA(現実資産)領域で連携を強化すると発表していた。
両社はNACの流動性向上や購入方法の拡充を目指しており、今回の取扱い開始はこうした取り組みの一環となる。
国内では過去にも、2021年にCoincheckでIEOを実施したパレットトークン(PLT)が、その後OKCoinJapan(現OKJ)やbitFlyer(ビットフライヤー)に上場した例があり、IEO銘柄が実施元以外の交換業者へ取扱先を広げた事例となっている。
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|文:NADA NEWS編集部
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