Cboe、トークン化オプションを視野──S&P DJIと提携を25年延長

米デリバティブ取引所大手Cboe Global Markets(Cboeグローバル・マーケッツ)とS&P Dow Jones Indices(S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス、S&P DJI)は9月29日、指数デリバティブに関する独占ライセンス契約を25年間延長し、2051年まで継続すると発表した。

両社は将来の協業候補として、トークン化されたオプション契約を挙げている。

今回の契約により、Cboeは主力商品であるS&P 500指数(SPX)オプションの取引を提供する独占的権利を2051年まで維持する。

両社は従来の指数デリバティブを超えたイノベーションでも協業する可能性があるとし、その一例としてトークン化オプションを明記した。

ただし、現時点で具体的なトークン化商品の投入は決まっておらず、開始時期や利用するブロックチェーン、商品の仕組みなども公表されていない。

S&P DJIはこれまでにも、S&P 500のオンチェーン展開を進めている。

Centrifugeとの取り組みを通じてS&P 500をオンチェーン投資商品に展開しているほか、2026年3月にはTrade[XYZ]に同指数をライセンス供与し、Hyperliquid(ハイパーリキッド)上で24時間365日取引できるS&P 500連動のパーペチュアル商品を展開した。

Cboeによると、SPXオプションの2025年の年間取引量は過去最高の9億7060万枚に達し、1日平均では390万枚と前年比25%増加した。

CboeのCraig Donohue(クレイグ・ドナヒュー)CEOは、今回の契約延長によりSPXやVIX関連事業を成長させるとともに、変化する投資家ニーズや新技術に対応したイノベーションを追求する余地が広がるとしている。

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|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Vitalii Vodolazskyi – stock.adobe.com