ビットコイン(BTC)は9月4日、8万ドルを再突破した。
こうした足元の動きの一方で、米国のビットコイン専門金融サービス企業River(リバー)は、ビットコインの価格が今後3〜5年以内に25万ドルから84万ドルに達する可能性があるとする分析結果を公表した。
同社は、世界の投資ポートフォリオにおけるビットコインの組み入れ率の上昇と、資金流入に対する市場価値の乗数効果に基づく独自の資金流入モデルを用いて将来価格を算出している。
同分析によると、現在ビットコインを保有する世界人口の割合は約4%にとどまり、投資顧問業界全体での運用資産における配分比率は0.008%と限定的である。

しかし、2024年の現物ETF承認以降、主要機関投資家や大手金融機関による暗号資産のポートフォリオ追加が本格化している。
米国の主要登録投資顧問(RIA)の大半がビットコインの組み入れを開始しており、ウォール街の大手金融機関も顧客に対し一定割合の配分を推奨する動きがみられる。

同モデルでは、今後3〜5年で世界の全資産ポートフォリオの20〜40%が平均2〜4%の割合でビットコインを組み入れると想定している。
世界金融資産総額の約333兆ドルを基点とすると、1.3兆〜5.3兆ドルの純資金流入が発生する計算となる。
さらに過去の暗号資産市場における純流入額と時価総額変動の関係性から、1ドルの資金流入につきビットコインの時価総額は3ドル拡大すると推計された。
その結果、時価総額は5.5兆~17.5兆ドルに拡大し、1BTCあたりの価格は25万ドルから84万ドルに相当する見込みとなる。
|文:栃山直樹
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