ソニーグループの暗号資産取引所S.BLOXは8月24日、ナイト(NIGHT)およびカルダノ(ADA)の取扱いを開始した。NIGHTの国内暗号資産交換業者での取扱いは今回が初の事例となる。
NIGHTは、Cardano創設者のチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏が手がけるプライバシー特化型ブロックチェーン「Midnight」のネイティブトークンだ。
ホスキンソン氏は今年2月に実施されたNADA NEWSのインタビューで、Cardanoとゆかりの深い日本市場の重要性に言及している。
同氏によると、日本企業やアニメなどのIP保有層がWeb3分野へ参入する際、従来のパブリックチェーンでは取引データやビジネスモデルがすべて公開されてしまう点が大きな壁になっていたという。
これに対しMidnightは、ゼロ知識証明(ZKP)技術を活用してデータの機密性と法令遵守を両立させることで、日本の優れたコンテンツや産業を安全に世界へ広げる基盤になると説明していた。
今回上場したNIGHTは、初期段階ではCardanoネットワーク上で発行され、ネイティブチェーンの稼働後はCardano上のNIGHT(cNIGHT)とMidnight上のNIGHTが1:1の比率で流通する仕組みとなっている。
|文:栃山直樹
|写真:2026年2月、NADA NEWSのインタビューに応じたチャールズ・ホスキンソン氏


