Bitdeer Technologies Group(ビットディア・テクノロジーズ・グループ)は7月9日、米ネバダ州スパークスで先端電子機器の製造施設の建設に着工したと発表した。
3600万ドル(57億6000万円、1ドル=160円換算)を投じる同施設は延べ床面積18万7000平方フィートで、同社にとって初のアメリカ国内製造・組立拠点となる。
施設では独自のビットコイン(BTC)マイニングマシン「SEALMINER」シリーズを月1万台生産する計画で、2026年末の完成を見込む。エンジニアや技術者など70人の雇用を創出する。
製造事業を担うBitdeer Industrial(ビットディア・インダストリアル)会長のPaul Hanson(ポール・ハンソン)氏は「スパークスの施設は、国内顧客との距離を縮め、迅速に対応し、サプライチェーンの強靱性を高める戦略を反映している」と声明で語った。
発表を受け、同社株は9日の取引で14.1%高の14.33ドルまで急騰した。Cointelegraphによれば、株価は週初の下落から完全に回復したものの、6月の高値からはなお約27%低い水準にある。
ビットディアが自社製ハードウェアの生産を拡大する一方、上場マイニング企業の間ではAI・HPCへの多角化が加速している。
同じ9日にはMARA Holdings(マラ・ホールディングス)が最大2ギガワット級の発電容量を持つテキサス州での用地取得を発表し、TeraWulf(テラウルフ)はAI企業Anthropic(アンソロピック)と20年間のデータセンター賃貸契約を結んだ。
|文・編集:井上 俊彦
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