ビットコイン(BTC)マイニング企業のTeraWulf(テラウルフ)は7月6日、AI企業のAnthropic(アンソロピック)と20年間のデータセンターリース契約を締結したと発表した。
この契約によって約190億ドル(約3兆400億円、1ドル=160円換算)の収益が見込まれるという。米ケンタッキー州ホーズビルのジャスティファイド・データ・キャンパスに約401MW規模の施設を段階的に整備し、2027年後半に一部稼働、2028年初めに全面稼働する計画だ。
同社は同日、テキサス州アバナシーのAIデータセンター合弁事業における50.1%の持分を、パートナーのFluidstack(フルイドスタック)率いる投資家グループに売却する契約も発表した。約4億5000万ドル(約720億円)の投資額をプレミアム付きで回収し、自社が直接所有するAIインフラ事業に再投資する方針だ。
Paul Prager(ポール・プレイガー)会長兼CEOは声明で「Anthropicとの提携は当社の戦略を裏付けるものであり、世界有数のAI企業との間に長期的な収益源を確立するものだ」と述べた。この発表を受け、同社の株価は月曜午前の取引で約12%上昇した。
ビットコイン半減以降の採算悪化を背景に、TeraWulfのようなマイニング企業がAIデータセンターへ事業を転換する動きが業界全体で広がっている。
|文・編集:井上 俊彦
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