Paradigm、12億ドルの新ファンド調達──AI・ロボティクスにも投資拡大

暗号資産(仮想通貨)VCとして知られるParadigm(パラダイム)は、4本目となるファンドで12億ドル(約1920億円、1ドル=160円換算)を調達した。

新ファンドは暗号資産に加え、AI、ロボティクス、その他のフロンティア技術を手がけるスタートアップや企業に投資する。

パラダイムは2018年に設立され、当初は暗号資産領域を中心に投資を進めてきた。同社はブログ投稿で、「フロンティアに投資するには、その最前線で生きる必要がある」と説明。これまで暗号資産分野で研究、開発、投資を行ってきた姿勢を、今後はAIやロボティクスなどにも広げるとしている。

今回のファンドはパラダイム全体で4本目、ベンチャー投資に特化したファンドとしては3本目となる。

同社は過去に2021年に25億ドル、2024年に8億5000万ドルのベンチャーファンドを調達している。2018年に開始した最初のファンドは、公開・非公開の暗号資産企業の両方に投資するオープンエンド型だった。

パラダイムは、引き続き暗号資産と市場・金融システムの再構築に投資すると強調している。投資先としては、分散型取引所Hyperliquid(ハイパーリキッド)、Stripe(ストライプ)と共同で立ち上げたステーブルコインとAIエージェントに対応するブロックチェーンTempo(テンポ)、予測市場取引所Kalshi(カルシ)などを挙げた。

一方、非暗号資産分野では、自律型ドローン配送のZipline(ジップライン)、製造プラットフォームSendCutSend(センドカッドセンド)、宇宙防衛スタートアップTrue Anomaly(トゥルー・アノマリー)、AI企業Nous Research(ヌース・リサーチ)を紹介している。

同社は、初期段階のスタートアップから成長企業まで、あらゆる段階の創業者を支援する方針だ。

|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Shutterstock

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