ビットコイン(BTC)マイニング企業からAIインフラプロバイダーへと事業転換を進めるIREN(アイレン)は6月15日、スペインを拠点とするAIデータセンター開発企業Ingenostrum, S.L.(通称Nostrum Group)の買収を完了したと発表した。
今回の買収を通じて、アイレンは欧州市場に参入する。
アイレンの事業ポートフォリオには約490MWの確保済み送電網接続電力容量が加わり、開発、エンジニアリング、建設、運営に携わる50人超の従業員も引き継ぐ。
アイレンの共同創業者兼共同CEOであるDaniel Roberts(ダニエル・ロバーツ)氏は、「欧州はAIインフラ市場として最大かつ最も急速に成長している市場の1つであり、スペインは豊富な再生可能エネルギー源と強力な光ファイバー接続を擁する、最も魅力的な参入拠点の1つだ」と述べた。
今回の買収は、アイレンが6月3日、オーストラリアで初となるデータセンターキャンパス計画を発表したことに続くものだ。
同社は、南オーストラリア州バンディーで計画する800MW規模のデータセンターキャンパスを支える送電網接続契約を締結したと明らかにした。
通電開始は、規制当局の承認などを前提に2028年以降を見込む。
|文・編集:廣瀬 優香
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