メタプラネットは6月12日、Siiibo証券の発行済株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
取得価額は21億円。株式譲渡の実行日は7月13日、完全子会社化に向けた手続きの完了は8月下旬を予定している。
買収後は、所定の手続きを経て、Siiibo証券の商号を「株式会社メタプラネット証券」に変更する方針だ。
Siiibo証券は、私募社債を中心とするオンライン証券プラットフォームを運営する第一種金融商品取引業者。これまでに、ベンチャーデット領域を中心に40社、100銘柄以上の社債発行を支援してきた。
リリースによると、メタプラネットはSiiibo証券が持つ金融商品の組成・販売ライセンスや顧客基盤を活用し、ビットコインを軸とした金融サービスの拡大を図るという。
具体的には、BTC連動型金融商品、ビットコイン関連資産を組み入れた商品、セキュリティ・トークン(ST)などのデジタル金融商品の組成・販売を段階的に検討する。
今回の買収は、同社が掲げる中長期戦略「Project Nova」に基づく初の本格的なM&A案件となる。
Project Novaは、同社がビットコインを中核とした金融プラットフォームとエコシステムの構築を目指す中長期戦略。
資産運用やベンチャー投資、金融インフラ整備に加え、デジタルアセットのカストディ、ステーブルコイン決済、ビットコイン関連のソフトウェア・ハードウェア企業への投資や連携も対象に含む。
今回の買収により、ビットコインを保有するだけでなく、関連する金融商品の組成から投資家への販売までを一気通貫で手がける体制づくりを進めるという。
|文:平木昌宏
|画像:メタプラネット公式サイトより(キャプチャ)



