サトシ時代のビットコインクジラ、2億ドル以上のBTCを移動

オンチェーン分析プラットフォームのOnchain Lens(オンチェーン・レンズ)は25日、Xへの投稿で、ビットコイン(BTC)のサトシ・ナカモト氏の活動時期にさかのぼる初期保有者とみられる大口保有者(クジラ)が、5月25日に複数回の取引を通じて約2650BTCをFalconXとCumberlandの2つの機関投資家向けトレーディング会社に送金したと報じた。

Onchain LensはArkham Intelligence(アーカム・インテリジェンス)のデータを引用し、このクジラが3回の取引に分けて移動を実行したと指摘している。Arkhamのデータによると、移動はまずFalconXへ1000BTC、次にCumberlandへ1000BTC、さらにFalconXへ650BTCで、合計で約2億ドル(約320億円、1ドル=160円換算)を超える規模となる。

機関投資家向けトレーディング会社への大口送金は、店頭取引(OTC)を通じた売却に先行することが多いとされ、市場関係者の警戒を集めやすい動きだ。ただし、必ずしも即時の売却を意味するものではなく、資産の再配置や担保差し入れの可能性もある。

Onchain Lensによると、当該のクジラは今回の送金後も依然として約4億6200万ドル(約739億2000万円)相当のビットコインを保有しているという。

クジラによる大口送金は最近、相次いで観測されている。NADA NEWSでも、5月11日に12年以上休眠状態にあったクジラのアドレスから500BTC(約63億円相当)が別アドレスへ移された事例や、4月8日にクジラが300BTC(約34億円相当)をBinance(バイナンス)へ送付した事例を報じた。

|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock

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