長期間休眠状態にあったビットコイン(BTC)のクジラ(大口保有者)アドレスが、12年以上ぶりに動きを見せた。
オンチェーン分析サービスのWhale Alertによると、5月11日にアドレス「1KAA8GGhVjj…」から500BTC(約4072万ドル、約63億1160万円:1ドル=155円換算)が別のアドレスに移された。このBTCは2013年11月27日から同アドレスに保管されており、休眠期間は約12年半に及ぶ。
保管開始当時、500BTCの価値は約45万7070ドル相当だったとみられ、約12年間でその価値はおよそ89倍に上昇した計算となる。こうした長期休眠アドレスからの送金は、保有者が利益確定のためにトークンを売却する前段階で実行されるケースが多く、市場関係者の警戒を集めやすい。
ビットコインの直近の値動きを見ると、5月初旬には7万8000ドル台で推移していたが、その後8万ドル台を回復し、5月6日には1月31日以来の高値となる8万2300ドル台まで上昇。執筆時点では8万1000ドル前後で推移しており、200日単純移動平均線(SMA)が位置する8万3000ドル付近を突破できるかが次の焦点となっている。
|文・編集:井上俊彦
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