米証券取引委員会(SEC)は、予測市場ETF(上場投資信託)を含む新規ETFをSECがどのように扱うべきかについて、一般からの意見募集を行う予定だ。
SECのPaul Atkins(ポール・アトキンス)委員長は5月20日、新規ETFに関する声明を発表。「新たな商品は新たな課題を提起するものであり、我々がその影響を検討している間、ファンド運営会社がイベント契約ETFを含む新規ETFの上場延期に応じる姿勢を示してくれたことに感謝している。これを透明かつ慎重な形で進めるため、私はスタッフに対し、SECが最近の市場変化にどのように対応すべきかについて一般から意見を募るよう指示した」と述べた。
SECは予測市場ETFの上場時期を延期したと、ロイターが関係筋の話として5月4日に報じた。今回のアトキンス委員長の声明により、2028年米大統領選挙の結果、テクノロジー業界における人員削減などの結果に連動するETFの上場判断が延期となったことが確認された。
ロイターの報道によると、この延期により、Bitwise(ビットワイズ)、Roundhill(ラウンドヒル)、GraniteShares(グラナイトシェアーズ)が2月に申請した24本のETFが影響を受けた。これらのETFは当初、5月初旬に取引が開始される予定だった。
Bloomberg(ブルームバーグ)のETFアナリスト、Eric Balchunas(エリック・バルチュナス)氏はXでアトキンス委員長の声明を引用し、「SECは明らかに予測市場ETFへの対応に苦慮しており、より多くの時間と意見を必要としている。これらは(暗号資産ETFのように)全く新しい種類のものであり、本格的に市場に投入する前に安心できる状態にしたいのだろう」と語った。
|文・編集:廣瀬優香
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