米大手金融機関Morgan Stanley(モルガン・スタンレー)のビットコイン現物ETF(上場投資信託)、Morgan Stanley Bitcoin Trust(MSBT)が、ローンチからわずか6営業日で、2024年1月の設立以来蓄積されてきたWisdomTree Bitcoin Fund(WBTC)の総純流入額を上回った。
Farside Investorsのデータによると、MSBTは4月15日に1930万ドル(約30億8800万円、1ドル=160円換算)の資金流入を記録し、純流入累計は1億300万ドル(約164億8000万円)に達した。これにより、約2年3カ月かけて8600万ドル(約137億6000万円)を積み上げてきたWBTCを一気に追い抜いた形だ。MSBTは4月8日に業界最低水準の手数料0.14%でローンチされており、短期間での急成長が際立っている。
アメリカのビットコイン現物ETF全体では、4月15日に1億8610万ドル(約297億7600万円)の純流入を記録した。最大の流入はBlackRock(ブラックロック)のIBITで、2億9190万ドル(約467億400万円)と突出していた。一方、最大の流出はFidelity(フィデリティ)のFBTCで4730万ドル(約75億6800万円)、次いでARKBが4220万ドル(約67億5200万円)の流出となった。
最近は運用会社による暗号資産(仮想通貨)ETP(上場取引型金融商品)の申請が相次いでおり、かつては批判的だったGoldman Sachs(ゴールドマン・サックス)も独自のビットコイン連動型ETFのローンチに向けてアメリカ証券取引委員会(SEC)に申請を行った。機関投資家による暗号資産市場への本格参入の流れが一段と加速している。
|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
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