大手資産運用会社Grayscale(グレイスケール)は2月13日、既存のファンド「Grayscale AAVE Trust」をETF(上場投資信託)へ転換するための登録届出書「Form S-1」を、アメリカ証券取引委員会(SEC)に提出した。承認された場合、同ETFはNYSE Arcaへの上場を予定しており、原資産としてAAVEトークンを直接保有する構造となる見込みだ。
AAVEは、分散型金融(DeFi)領域において圧倒的なシェアを持つレンディングプロトコル「Aave(アーベ)」のネイティブトークンであり、ユーザーは仲介者を介さずに暗号資産の貸借や利回り獲得を行うことができる。現在、AAVEの時価総額は約18億ドル(約2790億円、1ドル=155円換算)、価格は約125ドル前後で推移している。
なお、Bitwise(ビットワイズ)も2025年12月にAAVE関連ETFを含む複数の暗号資産ETFをSECに申請しており、両社のETFが承認されれば、Aaveプロトコルへの直接的なエクスポージャーを提供する米国初のETFとなる。
今回の申請は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に続き、DeFi関連暗号資産への機関投資家アクセスを拡大する動きとして注目されている。ETFという規制下の投資ビークルを通じて、伝統金融市場からDeFiプロトコルへの資金流入が加速する可能性も指摘されている。
|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
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