東京都は11月2日、金融機関などとの協業を希望するフィンテック企業などの募集を始めた。2027年1月20日にビジネスマッチングイベントを開催する予定で、ピッチや個別商談、ネットワーキングを実施する計画だ。募集は11月30日までで、20社程度を選ぶ予定だ。
東京都が金融機関などにヒアリングしたところ、フィンテック企業との協業に関心を持つ領域として、AI・データ活用、決済・送金、資産運用などに加え、「オンチェーン金融、デジタルアセット、トークン化」が挙がったという。
非金融企業も対象
対象は、応募時点で設立からおおむね15年未満で、東京都内に登記上の本店または支店を置く企業。
金融分野で革新的な技術やビジネスモデル、サービスの創出・実装に取り組むフィンテック企業だけでなく、金融機関などのサービス高度化につながる革新的な技術やビジネスモデルを持つ非金融企業も応募できる。
応募内容や事業内容、イベントの趣旨との適合性などを踏まえて参加企業を選び、12月中をめどに結果を通知する。
都市銀行、地銀、信用金庫などが参加予定
イベントには、都市銀行、地方銀行、ネット銀行、信用金庫などの金融機関のほか、フィンテック企業との協業に関心を持つ事業者の参加を予定する。
イベントでは、参加企業が自社の技術やサービスを紹介するピッチのほか、金融機関などとの個別商談や意見交換、ネットワーキングを予定している。参加する金融機関の名称や開催場所、時間などは明らかにしていない。
金融機関側の関心領域にはこのほか、融資・与信、業務効率化、顧客層の拡大、クロスボーダー取引、セキュリティ、不正・犯罪対策などがある。東京都は、例示した領域以外でも、金融サービスの高度化につながる技術やサービスを幅広く受け付けるとしている。
事業は東京都の委託を受け、EYストラテジー・アンド・コンサルティングが企画・運営する。
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|文:増田隆幸
|トップ画像:Adobe stock


