ビットコイン(BTC)採掘を手がける米TeraWulf(テラウルフ)は11月4日、ケンタッキー州のAIデータセンター計画を巡り、グーグルと信用支援契約を結んだと発表した。
グーグルは、生成AI「Claude」を開発するAnthropic(アンソロピック)がこの施設を借りる契約について、同社の支払い義務の一部を支援する。テラウルフの米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、アンソロピックの賃料支払いが滞った場合などに、グーグルは未払い賃料を支払って賃貸契約を引き継ぐことができる。

米国では、ビットコイン採掘企業がAI向けデータセンターに事業を広げる動きが出ている。米Cipher Mining(サイファー・マイニング)は2025年9月、AIクラウド事業者のFluidstack(フルイドスタック)に施設を提供する10年契約を発表した。この契約でも、グーグルが入居企業の支払い義務の一部を支援する。
テラウルフでも、収益の構成が変わっている。
同社が5月に発表した2026年1〜3月期決算では、AIなどの高性能計算向け施設の賃料収入が、ビットコイン採掘事業の収入を初めて上回った。続く4〜6月期には、施設の賃料収入が売上高の7割を超えた。
一方、同期間のビットコイン採掘量は、前年同期の485 BTCから179 BTCに減少した。
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|文:平木 昌宏
|画像:Adobe Stock


