【墨汁うまい氏寄稿】暗号資産のアルトシーズンついに開始か?5年ぶりの上昇相場を示すサイン

暗号資産(仮想通貨)専業11年目の墨汁うまい(@bokujyuumai)です。ビットコインだけでなく、イーサリアムも2800ドルの一時的な回復を記録し、現在も2700ドルという高値で推移しています。これを受けてアービトラムのようなイーサリアムL2銘柄も回復してきており、アルトコイン全体にアルトシーズンの始まりを感じさせるような動きが広まっているのです。

本稿では2026年末から2027年にかけて約5年ぶりのアルトシーズンとなる可能性について墨汁うまいがどう考えているのかについてわかりやすく解説します。

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イーサリアム高止まりで全体にリスクオン

時価総額2位の暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)は、一時2,800ドルを回復する高騰を見せ、最安値を更新し続けて停滞していたアルトコイン全体にも上昇が波及しているのが現状です。これまでビットコイン(BTC)を中心に流入していた資金がイーサリアムの上昇を皮切りに関連するアルトコインへと広がりはじめており、長らく期待されてきた「アルトシーズン」が到来する可能性が高まってきているといえるでしょう。

特にアルトシーズンでは、ビットコインの高騰後にイーサリアムが上昇し、その後さらに同様の利益を求めて時価総額の低いアルトコインへの投機的な資金が循環していく動きが特徴。今回の値動きで暗号資産市場全体が動き、本格的なアルトシーズンの始まりとなるのか、現在の市場動向とともに見ていきましょう。

アルトシーズンついに開始か?

5月に出したNADA NEWSのコラムでは、指標がアルトシーズン開始の可能性を示唆していることを念頭に、8月前後からはCMEのビットコイン先物のアセットマネージャーのポジションがロングに転じるというサインが出ていたことからも、5月から9月にかけて相場が底値を形成した可能性を高めていたと分析しています。

特にアルトコイン全体が少しずつ強気に戻っている理由については、イーサリアムL2が最安値を更新し続けていた中、最大手のアービトラム(Arbitrum: $ARB)が米証券取引アプリ最大手のロビンフッドチェーンのローンチ後、利用されている暗号資産額を示すTVL、取引の出来高と共に上昇し、価格へ反映されていなかったものが財務省の長期国債買戻し強化の発表からイーサリアムの高騰、ARBトークンもそれに続くという値動きを見せていることもアルトシーズンの入口の可能性を示唆しているのです。

またARBトークンだけであれば長期下落トレンドの中の誤差とも言えますが、オプティミズム(Optimism: $OP)だけでなくスタークネット(Starknet: $STRK)まで回復しはじめていることからも、市場はアルトコイン全体へのリスクオンの動きが確認されているわけです。

アルトシーズンの指標

アルトシーズンの指標としてわかりやすいのは対ビットコインにおけるイーサリアムの価格上昇割合、すなわちドミナンスを表すETH/BTCのチャートです。2017年から2018年にかけての暗号資産バブル時以来の高値は2022年となっており、現物イーサリアムETFの上場とグレースケールによるETH売りによるズレで2024年末は史上最高値を大きく超えることはできず、2025年10月に米中貿易戦争と中国のレアアース規制による下落に巻き込まれて長期レジスタンスを抜けられず、下落は5年近く続いている状態であることがわかるでしょう。

Long-term crypto price chart with downtrend line, notes in Japanese, and future projections marked (2025 targets shown).

マイクロストラテジー(MicroStrategy: $MSTR)を起点とし、イーサリアムのトレジャリー企業によって2025年8月には一時最高値を更新したものの下落した0.0433BTCをレジスタンスと考えます。

すなわち現在は2026年末から2027年にかけてここをブレイクできる上昇、すなわちイーサリアムの大幅な最高値更新から1万ドルを記録することがこのアルトシーズンを本格化するためのサインと墨汁うまいは考えているのです。

約5年ぶりのアルトシーズンの威力は?

2020年はコロナショックにおける量的緩和で資金が市場に溢れ、大幅なインフレという弊害はあったものの、暗号資産市場だけでなく、米国株市場が大いに盛り上がったことは記憶に新しいでしょう。一方で暗号資産推進派として大きな貢献をしたトランプ政権といえる一方、ファンダメンタルが色々重なってアルトコイン全体はさらにもう一段落ちるというトランプ大統領の言動に振り回される相場となってしまいました。

結果的にイーサリアムL2だけでなく、DeFi、さらには暗号資産取引所の閉鎖というマイナスを約5年間記録した今、これはマイナスではなくむしろ

「上値が損切りで軽くなり、最安値を更新したことで100倍の高騰も銘柄によっては十分ありえる」

というポジティブな状態であると墨汁うまいは考えているのです。つまり5月から9月にかけての底でエントリーすれば大きなリターンを得られるチャンスがあるといえ、2026年末は暗号資産市場においてこの5年で最も大きな勝負となるでしょう。

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