イーサリアム共同創設者のVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏は9月6日、USDCなどのステーブルコインで実質的にガス代(手数料)を支払えるようにするイーサリアム改善提案「EIP-8141(Frame Transaction)」について、過去数カ月で重要な進展があったとXで明らかにした。
2027年に予定される大型アップグレードでの導入が見込まれている。
イーサリアム(ETH)では通常、取引にかかるガス代をETHで支払う必要があり、USDCなどのステーブルコインだけを保有している場合でも、送金には別途ETHを用意しなければならない。
EIP-8141は、現在ひとまとまりになっている取引の認証やガス代の支払い、実際の処理を複数の「フレーム」に分ける仕組みで、取引を行う利用者とガス代を負担するアカウントを別々にできる。
また、EIP-8141の仕様では、ERC-20トークンでガス代相当分を支払う取引も想定されている。
例えば、利用者がUSDCなどのステーブルコインで手数料相当分を支払い、アプリ側が代わりにETHでガス代を負担する仕組みを作れるようになる。
つまり、ネットワーク上のガス代そのものは引き続きETHで支払われるものの、利用者はガス代のためだけにETHを用意する必要がなくなる。
Ethereum Foundation(イーサリアム財団)のプロトコル部門は9月7日、EIP-8141を2027年に予定する大型アップグレード「Hegotá(ヘゴタ)」で「必ず実装すべき」提案の一つに指定した。
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|平木 昌宏
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