ビットコインの決済レイヤーであるライトニングネットワークの主要なソフトウェア実装、Core Lightning(コア・ライトニング、CLN)の開発チームは8月26日から27日にかけて、AIによる大量の脆弱性報告のうち、複数が実際にの欠陥だったと確認し、ノード運用者に警告を出した。
脆弱性の中身、件数、深刻度、すでに悪用されたか否かは、いずれも非公表。攻撃者に手掛かりを与えないため、詳細は2週間後、9月上旬に開示される見込みだ。
推奨される対応は2つ。署名付きの修正版が公開され次第、署名を検証したうえで速やかに導入する。アップグレードを見送る場合はノードを停止せず「–offline」を付けて再起動する。ノードを停止してしまうとチェーンを監視できず、相手方の強制クローズに対抗できないためだ。
報告は8月上旬から複数の経路で届き、少人数のチームと外部の貢献者が約10日かけて検証した。28日時点で修正版は未公開で、最新は7月22日のv26.06.6のままだ。26.04などの旧バージョンはサポート対象外となる。
この他にも、8月初旬にBTCPay Serverの欠陥によりライトニングノードを制御する認証情報が露出し、修正が配布される前に攻撃者が一部のノードから資金を流出させた。BTCPayの開発者はAIが攻守の均衡を崩しつつあるとしている。
|文・編集:井上 俊彦
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