暗号資産(仮想通貨)運用会社Bitwise Asset Management(ビットワイズ・アセット・マネジメント)は25日、トークン化された米国株式を対象とする自動運用サービス「Automated Token Portfolios(ATPs)」の提供を開始した。
Coinbase(コインベース)が提供するトークン化株式と、ポートフォリオ運用技術を提供するGliderを組み合わせ、対象地域の適格投資家は暗号資産ウォレット内で株式ポートフォリオを保有したまま、自動でリバランスされるポートフォリオ運用を利用できる。
第1弾として、「AI Leaders」「Robotics」「Mag7X」の3種類のテーマ型ポートフォリオを提供する。Mag7Xは、Apple(アップル)、Microsoft(マイクロソフト)、Nvidia(エヌビディア)、Alphabet(アルファベット)、Amazon(アマゾン)、Meta(メタ)、Tesla(テスラ)に加え、SpaceX(スペースX)を組み入れた8銘柄を均等配分する構成となっている。
従来はETF(上場投資信託)などのファンドを通じてプロの運用モデルを利用する場合、資産を運用会社へ預ける必要があった。一方、ATPでは投資家がトークン化株式を自身のセルフカストディウォレットで保有したまま、ビットワイズが設計したモデルポートフォリオに合わせてGliderが自動的にリバランスを実施する。ビットワイズは投資家資産を保管・管理せず、取引の執行も行わない仕組みとなっている。
対象となるトークン化株式は、コインベースが24日にBase上で提供を開始した米国株式を活用する。現在は米国外の対象地域に居住する適格投資家のみが利用できる。
ビットワイズの最高投資責任者(CIO)であるMatt Hougan(マット・ホーガン)氏は、「これまではプロの運用モデルを利用するには資産をファンドへ預ける必要があったが、ATPでは資産を自分のウォレットで管理したまま運用モデルを利用できる」と説明し、テーマ型投資へのアクセスを従来のETFなどよりも迅速かつ柔軟に提供できる新たな仕組みになるとの見方を示した。
|文・編集:Shoko Galaviz
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