インド準備銀行(RBI)のSanjay Malhotra(サンジャイ・マルホトラ)総裁が8月11日、BRICS諸国が国際送金のコスト削減に向け、各国の即時決済システムや中央銀行デジタル通貨(CBDC)の相互接続について協議していると述べたと、ロイターが報じた。
CBDCは、中央銀行が発行するデジタル形式の通貨だ。
民間企業が発行するステーブルコインとは異なり、各国の中央銀行が発行・管理する。
各国のCBDCや即時決済網を接続できれば、複数の銀行などを介する従来の国際送金と比べ、処理時間や手数料を抑えられる可能性がある。
BRICSでは以前から、加盟国間の決済を高速化・低コスト化する方法が検討されてきた。
2025年7月のリオデジャネイロ首脳宣言では、各国の決済システムの相互運用性を高める可能性について、協議を続ける方針が示されている。
RBIは今年1月、2026年にインドが主催するBRICS首脳会議の議題に、加盟国のCBDCを相互接続する案を盛り込むようインド政府に提案していた。
当時はRBIによる提案段階だったが、今回の発言ではBRICS諸国が複数の選択肢を協議していることが示された。
マルホトラ総裁は、CBDCの接続に加え、各国の即時決済システムを連携させる案も検討していると説明した。
|文:平木 昌宏
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