Robinhood(ロビンフッド)が7月1日に公開したブロックチェーン「Robinhood Chain(ロビンフッド・チェーン)」が、稼働初週に分散型取引所(DEX)で約31億ドル(約4960億円、1ドル=160円換算)の取引高を記録し、DEX活動で上位5チェーンに入ったという。Bernstein(バーンスタイン)が公表した調査レポートをもとに、The Blockが報じた。
ロビンフッド・チェーンは、Arbitrum(アービトラム)技術を利用したイーサリアムのレイヤー2ネットワークで、金融サービスやトークン化された現実資産(RWA)向けに設計されている。
外部開発者が自由に参加できる環境を備え、Uniswap(ユニスワップ)、Morpho(モーフォ)、Lighter(ライター)、Chainlink(チェーンリンク)、BitGo(ビットゴー)などが連携している。
バーンスタインによると、同チェーンでは約6万5000人のユーザーが、約1300万ドル相当のトークン化株式と、約3億ドル相当のステーブルコインを保有している。
24時間のDEX取引高は一時8億900万ドルに達し、ソラナとBNB Chain(BNBチェーン)に次ぐ3位となった。分散型金融(DeFi)の総預かり資産(TVL)も、稼働から15日以内に1億ドルを突破したという。
ただし、初期の取引はミームコインが中心だった。バーンスタインは、今後ロビンフッドが株式や商品、無期限先物などのトークン化資産取引へ重点を移し、Bitstamp(ビットスタンプ)の流動性も活用するとみている。
ロビンフッドの株式トークンは、120カ国以上の対象地域で提供され、DEX上で24時間365日取引できる。利用者は取引の担保として差し入れたり、融資プールへ預けて利回りを得たりすることも可能だ。ただし、米国をはじめ一部の国・地域では利用できない。
背景にはRWA市場の拡大がある。バーンスタインによれば、トークン化RWAの時価総額は2025年末の350億ドルから510億ドル超へ約50%増加した。トークン化株式も年初来約170%増の19億ドルに拡大している。
|文・編集:Shoko Galaviz
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