オンチェーン分析プラットフォームArkham Intelligence(アーカム・インテリジェンス)は、予測市場トレーダーの成績を評価する新たなランキングシステム「Prediction Market Elo」を開始した。
アーカムはXへの投稿で、Polymarket(ポリマーケット)上で継続的に勝っているトレーダーを見つけやすくするため、予測市場向けのパフォーマンス評価を導入したと説明している。
新システムは、チェスやオンラインゲームなどで使われるEloやMMRに近い仕組みを採用し、トレーダーを予測精度に基づいて順位付けする。正しい予測を行うたびに、他のトレーダーとの相対評価としてEloスコアが上昇する。また、市場での的中確率が低い予測を正しく当てた場合は、的中確率が高い予測を当てた場合よりもEloの上昇幅が大きくなる。
このランキングの特徴は、損益額や賭け金の大きさではなく、予測の正確さを重視する点にある。アーカムによると、評価ではベットサイズを考慮しないため、資金規模が小さくても勝率の高いトレーダーは、大きな金額を動かすものの勝率が低いトレーダーより上位に入ることができる。
アーカムは例として、ポリマーケットで最も高いEloスコアを持つトレーダー「GardenerCx」を挙げた。同トレーダーは、暗号資産(仮想通貨)の上昇・下落を5分単位で予測する市場を中心に取引しており、2644件のベットで64.3%の勝率を記録している。Eloスコアは2389とされる。
予測市場では、PolymarketやKalshi(カルシ)を中心に取引量が拡大している。さらにDraftKings(ドラフトキングス)、Robinhood(ロビンフッド)、Meta(メタ)、Coinbase(コインベース)などの大手企業も、予測市場関連サービスの開発や拡充を進めている。
|文・編集:Shoko Galaviz
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