Coinbase(コインベース)のレイヤー2ネットワークBaseで6月25日と26日、相次いで発生したブロック生成が停止する障害はシーケンサーのバグが原因だった。
Baseエンジニアリングチームが6月27日(現地時間)に公開した報告で明らかにした。
原因はシーケンサーのブロック構築ロジックのバグで、無効なトランザクション実行失敗後にジャーナル状態が正しくクリアされず、後続の有効なトランザクションが誤った状態で処理された。
その結果、バリデーターノードが不正なブロックを拒否し、チェーン全体が停止した。1回目の停止は116分間、2回目は20分間に及んだ。
初回修正後も、シーケンサー再起動時に別バグ「レースコンディション」が残存したことで2日連続の障害を招いた。
L2Beatによると、Baseは記事執筆時点でTotal Value Secured(保護総額)が約110億ドル(1兆7600億円、1ドル=160円換算)と、レイヤー2ネットワークで第2位の規模だ。
また、Baseは今回の障害を受け、B20 Activation Registryのメインネット展開を延期すると発表した。チームは今後、ファジングテストの強化とバリデーターノードの自動リカバリー機能の実装を進める方針だ。
|文・編集:井上 俊彦
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