Donald Trump(ドナルド・トランプ)米大統領は6月24日朝(現地時間)、Truth Socialへの投稿で、米上院・下院を通過した住宅関連法案「21st Century ROAD to Housing Act(21世紀住宅への道法案)」への署名を中止すると表明した。
「切実に必要とされている『SAVE America Act』が可決されるまで」としている。
火曜日に下院を通過した同法案には、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が2030年末まで中央銀行デジタル通貨(CBDC)や「実質的に類似するデジタル資産」を発行することを禁じる条項が盛り込まれていた。
一方で、オープンかつパーミッションレスでプライバシーが保護された、民間のドル建てデジタル通貨(ステーブルコインなど)の適用除外も設けられた。
トランプ大統領は3月、SAVE America Actが可決されるまで「他の法案には署名しない」と述べていた。
同法案は有権者に登録時の米国市民権の証明書提示を義務付けるもので、批判派は現在投票資格のある市民の権利剥奪につながると指摘している。
大統領が暗号資産(仮想通貨)市場構造法案「クラリティ法案(CLARITY Act)」などの法案にも署名を遅らせる意図があるかは不明だ。水曜日時点で上院は同法案の採決を待っていた。
トランプ大統領が拒否権を行使した場合でも、議会は両院で3分の2以上の賛成で覆すことができる。
|文・編集:井上 俊彦
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