資産運用大手のFranklin Templeton(フランクリン・テンプルトン)は6月22日、暗号資産(仮想通貨)運用会社250 Digital(250デジタル)の買収完了を発表した。
これに伴い、デジタル資産のアクティブ運用に特化した専門部門「Franklin Crypto(フランクリン・クリプト)」を正式に設立した。
今回の買収には、250 Digitalの運用チームとCoinFund(コインファンド)が従来運用していた流動性の高い暗号資産戦略が含まれる。
新部門のFranklin Cryptoは、業界のベテランであるChristopher Perkins(クリストファー・パーキンス)氏が責任者、Seth Ginns(セス・ギンズ)氏が最高投資責任者を務め、Tony Pecore(トニー・ペコア)氏とともに部門を率いる。
同社は今回の買収について「デジタル資産分野全体にわたるインフラ構築への長期的なコミットメントと、次世代の機関投資を定義づけると確信するテクノロジーへの強い信念を反映したものだ」とコメントした。
Franklin Cryptoは、Franklin Templetonがすでに有しているデジタル資産関連の能力を基盤とする。これには、ファンダメンタル分析やアクティブ運用ポートフォリオの構築、機関投資家向けリスク監督を専門とする専任のデジタル資産部門などが含まれる。
Franklin Templetonは35カ国以上で事業を展開し、5月31日時点の運用資産残高は約1兆7800億ドル(約284兆8000億円、1ドル=160円換算)に上る。
|文・編集:井上 俊彦
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