スイスを拠点とするWeb3開発プラットフォームのEnso(エンソ)は6月22日、米国株などのトークン化資産にアクセスできるRWA(現実資産)アプリをリリースした。xStocks(エックスストックス)、Ondo Finance(オンド・ファイナンス)などと連携する。
ユーザーはEnsoの実行レイヤーを介して、トークン化された株式やETF(上場投資信託)、債券、コモディティ、ステーブルコインにアクセスできる。
発行体やチェーンの違いを意識する必要はなく、利用したい資産を選べばEnsoが最適な執行経路を自動で割り出す。二次市場でのスワップにとどまらず、対応する資産では直接ミント(鋳造)も経由する。
利用可能な資産には、Apple(アップル)、Microsoft(マイクロソフト)、NVIDIA(エヌビディア)、Amazon(アマゾン)、Alphabet(アルファベット)、Meta(メタ)、Tesla(テスラ)、SpaceX(スペースX)といった米大手企業の株式が含まれる。
トークン化された米国株は、24時間取引が可能な点などから米国外、とりわけヨーロッパの投資家の需要を集めているという。
Ensoの共同創業者兼CEOのConnor Howe(コナー・ハウ)氏は「トークン化業界は発行・カストディ・コンプライアンスの面で大きく前進してきたが、アクセシビリティ(利用しやすさ)は依然として普及の最大の障壁の一つだ」と述べた。
トークン化証券の需要拡大を背景に、オーストリアのBitpanda(ビットパンダ)などヨーロッパのデジタル資産企業の参入が相次いでいる。
|文・編集:井上 俊彦
|画像:Enso



