暗号資産(仮想通貨)ウォレットを手がけるExodus(エクソダス)は6月12日、トークン化資産分野の大手Ondo Finance(オンド・ファイナンス)との提携により、トークン化資産のマーケットプレイス「Exodus Markets」を立ち上げたと発表した。
ユーザーは、Solana(ソラナ)上で200種類以上のトークン化された株式やETF(上場投資信託)、その他の現実資産(RWA)を暗号資産ウォレットから直接売買できるようになる。
このサービスは一部の市場で利用可能で、対象となるユーザーはアプリを最新版に更新することで利用できる。ただし発表によると、トークン化された資産は原資産の所有権を表すものではなく、株主権も付与されない。
2015年に設立された自己管理型(セルフカストディ)の暗号資産ウォレットプロバイダーであるExodusのCEO兼共同創業者であるJP Richardson(JP・リチャードソン)氏は「ユーザーは初めて、暗号資産と同様に、トークン化された株式を直接管理し、グローバルなアクセスで取引・保有できるようになる」とコメントした。
OndoのCEOであるIan De Bode(イアン・デ・ボーデ)氏も「トークン化された市場は、人々がすでに資金管理に利用している製品と統合することで、このように規模を拡大していく」と述べた。
トークン化株式市場が急成長するなか、暗号資産取引所やウォレット各社は、株式やIPO前企業へのオンチェーンアクセスの提供を競い合っている。Exodusの参入は、この流れをさらに加速させそうだ。
|文・編集:井上 俊彦
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