現実資産(RWA)のトークン化を手掛けるSecuritize(セキュリタイズ)は6月5日、SPAC(特別買収目的会社)との事業統合に関する登録届出書の有効性を米証券取引委員会(SEC)が宣言したと発表した。
Cantor Fitzgerald(キャンター・フィッツジェラルド)傘下のSPACであるCantor Equity Partners II(CEPT)と統合する。
事業統合案について、6月29日に予定されているCEPT臨時株主総会で投票が行われ、承認された場合、その後速やかに取引が完了する見込みだ。
統合後の企業は、Securitize Corp.という社名で事業を展開し、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でティッカーシンボル「SECZ」で取引される予定。
セキュリタイズは2025年10月、ナスダック上場に向けたCEPTとの最終的な事業統合契約を締結したと発表していた。
セキュリタイズはRWAトークン化市場の大手インフラ提供企業であり、BlackRock(ブラックロック)、Apollo Global Management(アポロ・グローバル・マネジメント)、Hamilton Lane(ハミルトン・レーン)、KKR、VanEck(ヴァンエック)などと提携している。
セキュリタイズの提携先として特に大きな注目を集めているのが、ブラックロックだ。ブラックロックがセキュリタイズとの提携の下、2024年に立ち上げたトークン化MMF(マネーマーケットファンド)「BUIDL」は、トークン化米国債ファンドとして最大級の商品の1つに成長した。
|文・編集:廣瀬 優香
|画像:セキュリタイズのウェブサイト(キャプチャ)



