Bitcoin Japan(旧堀田丸正)のフィリップ・ロード代表取締役社長兼CEOは3日、同社が現時点でビットコイン(BTC)を保有していない理由をXで説明した。
Bitcoin Japanは旧堀田丸正を前身とする企業で、2025年に現在の社名へ変更した。
Bakktからの出資受け入れ後、ビットコイン・トレジャリー事業など、デジタル資産領域への事業転換の計画を打ち出している。
同社は2025年11月の開示で、調達資金の一部をビットコイン保有に充てる方針を示しており、今年6月1日には新株予約権行使で6.6億円を調達したことを発表していた。
ロード氏はXで、「現在、Bitcoin Japanのビットコイン保有量はゼロだ」と明らかにした。
そのうえで、同社がまだBTCを取得していない理由について、株主資本に対して無謀な判断をしないためだと説明している。
同氏によると、Bitcoin JapanはBTCを保有する前段階として、ガバナンスやコンプライアンス体制、カストディパートナーの選定、セキュリティ体制、監査、運用管理の整備を進めているという。
単にBTCを買うことを急ぐのではなく、上場企業として適切な体制を整えたうえで実行する考えを示した。
また、ロード氏はBTCを有力な資産と位置づけつつも、取得価格も重要だと指摘した。
ビットコインを購入するためだけに安易に新株を発行することはないとし、株主価値を損なわない形での取得を重視する姿勢を強調している。
一方で、同氏はBTCを同社のトレジャリー資産に組み入れる方針自体は改めて示した。
実行に向けた準備は進んでいるとし、「問題は保有するかどうかではなく、いつ保有するかだ」と述べている。
|文:平木昌宏
|画像:Bitcoin Japan公式ホームページより(キャプチャ)



