本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は1.7。
かねてより200日移動平均線を抜ければ「冬の時代」が終了すると申し上げてきたが、1回目のトライは失敗、調整局面に入った。その調整が「生みの苦しみか、ピークアウトの始まりか」はまだ判断はつかないが、思ったよりも調整は深くなりそうだ。
前回、下値の目途とした1180万円で一度はサポートされたが、再び割れてヘッドアンドショルダーが完成。短期的には下値余地を示唆している。なんとか上昇チャネルと一目の雲の下限にサポートされているが、ここを割れると下降フラッグ、3役逆転が点灯する重要なポイントに差し掛かっている。
下の目途は2月からの半値押し1120万円、3月末の安値1040万円だが、ここを割れると全戻しも視野に入ってくる。
パターン分析
(日足)

(4時間足)

前回申し上げたトリプルトップのネックライン1240万円に跳ね返されて「深い調整」となった。その際に目途と申し上げた3月末からの半値押し1180万円で一度サポートされたが、再び1240万円に跳ね返されると、その1180万円をネックラインとするヘッドアンドショルダーを形成。短期的には、まだ調整がありそうな形となった。
一方、日足で見ると、平行チャネルの下限で、なんとかサポートされている。ここを下抜けると、下降フラッグの形となり一段の下げが見込まれる。次の目途は2月からの上昇の半値押し1120万円。その次は3月末の安値1040万円だ。
評点:1
移動平均線

前回「このデッドクロスが示唆する下げがこれから来るのか、ダマしに終わるのか、まだ判断つかない」と申し上げたが、結局、前者となった。9MA、25MAともに下向きで、まだ下げ余地はありそう。
評点:1
一目均衡表

雲の下限でサポートされているが、ここを割れると3役逆転の売りサインが点灯する。
評点:3
ボリンジャーバンド

下向きのバンドウォーク発生。
評点:1
MACD

デッドクロス、両線下向き。
評点:1
RSI

30台でまだ売られ過ぎには至っていない。
評点:3
評点

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※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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