米上場企業Strategy(ストラテジー)の共同創業者兼エグゼクティブ・チェアマンであるMichael Saylor(マイケル・セイラー)氏は24日、Xで「今週は債券を購入し、ビットコインは買わなかった。BitVacが充電中だ」と投稿した。同社が定例的に続けてきたビットコイン(BTC)追加取得を一旦見送ったことを示唆する内容だ。
「BitVac」とはビットコインと真空掃除機(バキューム)を掛け合わせたセイラー氏の造語で、市場からBTCを大量に吸い上げる同社の蓄積スタイルを指す。「充電中」との表現は、次回の大口買い増しに向けた資金調達や負債管理の準備段階にあることを暗示すると受け止められた。
同社は先週、優先株STRCの発行で約20億ドル(約3200億円、1ドル=160円換算)を調達し、2万4869BTCを取得、保有量は84万3738BTC(平均取得単価は約7万5700ドル)に達したばかりだ。
セイラー氏のX投稿は過去にも大型購入の前触れとなった例があり、市場では今回も同様のシグナルかどうか、注視されている。
一方、足元ではBTC価格が同社の平均取得単価と拮抗し、含み益が消失しつつあるほか、同氏自身が直近のインタビューで「年内のBTC売却もあり得る」と従来の方針を軟化させており、休止の背景を巡る解釈は分かれている。
|文・編集:井上俊彦
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