Core Scientific、1.5GWのデータセンター建設でAI分野に注力

Core Scientific(コア・サイエンティフィック)は4月27日、テキサス州ペコスにあるキャンパスを約1.5ギガワット(GW)の総電力容量を持つ大規模データセンターへ拡張する計画を発表した。このうち、リース可能な電力容量は約1.0GWとなる見込み。

同社は今年初めから、ビットコイン(BTC)マイニング用に300メガワット(MW)の電力容量を使用していたペコスキャンパスを、AI(人工知能)インフラストラクチャ向けの高密度コロケーション(HDC)データセンターキャンパスへと転換する取り組みを進めてきた。最初のデータホールは基礎工事の重要なマイルストーンに到達し、プレキャスト・コンクリート壁の搬入が始まるなど、垂直建設の段階へ移行している。初期容量の提供開始は2027年初頭を予定している。

さらに、同社は電力事業者との契約により追加で300MWの電力容量を確保したほか、メーター裏(ビハインド・ザ・メーター:BTM)ソリューションを活用した拡張計画も策定しており、約80万平方メートル超の土地も取得済みだ。

同社のAdam Sullivan(アダム・サリバン)CEOは「すでに電力・インフラ・運営をすでに掌握している市場で拡大することで、市場の需要に迅速に対応できる」と述べ、自社の技術力を活かしたAIインフラ構築への自信を示した。

AI向け計算需要の急増を背景に、ビットコインマイニング企業がAIデータセンター事業へ軸足を移す動きが業界全体で加速しており、Core Scientificの今回の発表はその象徴的な事例といえる。

|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock

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