アメリカで認可された暗号資産銀行Anchorage Digital(アンカレッジ・デジタル)の共同創業者兼CEOであるNathan McCauley(ネイサン・マッコーリー)氏は2月25日、同社がビットコイン(BTC)財務戦略企業Strategy(ストラテジー)の永久優先株「STRC」をバランスシート上で保有していると明らかにした。
マッコーリー氏はXへの投稿で、「ビットコインインフラを運用する企業が、ビットコイン財務戦略を運用する企業に資本を投入するというのは、一つのシグナルだ」とコメントしている。しかし、このポジションの規模や購入時期については明らかにしていない。
STRCはナスダック上場の永久優先株で、年率約11.25%の配当を支払う高利回り商品として設計されており、調達資金は同社のビットコイン購入に充てられてきた。
今回の投資は、Strategy株の空売りが時価総額の14%にまで拡大し、FactSet(ファクトセット)とGoldman Sachs(ゴールドマン・サックス)のデータによる大型株の空売り残高(時価総額に対する割合)ランキングでトップになる中で行われた。
一方、Strategyは最近、BTC価格が8000ドルまで暴落したとしても、債務を全額返済するのに十分な資産を保有していると説明している。さらに、既存の転換社債を株式化する計画も明かしており、財務の健全化を加速させる方針だ。
|文・編集:井上俊彦
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