金融機関コンソーシアム、トークン化英国債を用いたレポ取引をCanton Network上で実施

Canton Network(カントン・ネットワーク)の開発元であるDigital Asset(デジタルアセット)は2月24日、大手金融機関から成るコンソーシアムとの協力の下、トークン化された英国債を用いた国境を越えたレポ取引を同ネットワーク上で実施したと発表した。

デジタルアセットはこれまでも、他の金融機関と協力してカントン・ネットワーク上でレポ取引を実施してきており、今回の取引は4回目となる。

今回の取引では、トークン化された英国債を初めて使用。さらに、英ポンド建て以外のトークン化預金と、トークン化された英国債を交換する初のクロスカレンシーレポ取引も実施された。

今回の取引には、LSEG(ロンドン証券取引所グループ)、Euroclear(ユーロクリア)、Citadel Securities(シタデル・セキュリティーズ)、Tradeweb(トレードウェブ)、Societe Generale(ソシエテ・ジェネラル)、Virtu Financial(バーチュ・ファイナンシャル)、DTCC(Depository Trust & Clearing Corporation:米国証券保管振替機関)、デジタルアセット、Cumberland DRW(カンバーランドDRW)、TreasurySpring(トレジャリースプリング)、Archax(アーカックス)、IntellectEU(インテレクトEU)が参加した。

こうした取引は、24時間365日、国境を越えて担保を移動させることができることの価値を強調しており、よりスケーラブルで常時稼働する資本市場インフラへの移行を加速させるとデジタルアセットは述べた。

なお、デジタルアセットは2025年に、BNY、Nasdaq(ナスダック)、Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)、DRW、Citadel Securities(シタデル・セキュリティーズ)といった金融大手から資金を調達した。

|文・編集:廣瀬優香
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