メタプラネットCEOが自社株を大量取得、5年の売却禁止で

メタプラネットは8月31日、Simon Gerovich(サイモン・ゲロヴィッチ)CEOが保有する新株予約権の一部を行使したと発表した。

開示内容によると、ゲロヴィッチ氏は8月28日付で9万2000個の新株予約権を行使し、普通株式6403万2000株を取得した。これにより、同氏が個人で保有する同社株式は従来の1555万5500株から7958万7500株に増加した。

普通株式数の表: 行使前の個人保有株式数 15,555,500 株、行使による取得株式数 64,032,000 株、行使後の個人保有株式数 79,587,500 株。
[メタプラネットIRより]

今回の権利行使で取得された株式には、原則5年間の売却・譲渡制限(ロックアップ)が設定されている。

同社が8月18日に提示したインセンティブ・プランの方針に基づき、取得した株式は2031年8月17日まで市場で売却できない仕組みだ。新株発行による株式の希薄化は生じるものの、短期間での売り圧力は抑えられる形となる。

なお、同社を巡っては保有ビットコインに対する企業評価の指標であるmNAVが一時1倍を回復するなど評価面での動きも見られる。

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そうした中、8月31日夕方の発表を受けた翌9月1日の株式市場において、同社株価は一時318円付近をつける場面もあったが、前日終値と同じ312円近辺(午前11時時点)で推移しており、開示を受けた価格変化は限定的なものにとどまっている。

|文:栃山直樹
|トップ写真:3月25日、イベントに登壇するゲロヴィッチ氏(撮影:橋本祐樹)

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