ロードスター証券、新体制初の不動産ST提供へ──横浜の大型ホテル裏付けに38.3億円募集

ロードスターキャピタルは7月16日、子会社のロードスター証券が、「OwnersBook+(オーナーズブックプラス)」を通じて、横浜市の大型ホテルを裏付け資産とする不動産セキュリティ・トークン(ST、デジタル証券)を募集すると発表した。

不動産STとは、不動産から得られる賃料収入や売却益などを受け取る権利を小口化し、ブロックチェーンなどを使って電子的に発行・管理する金融商品。これまで一部の大口投資家が中心だった不動産投資に、個人投資家も比較的少額から参加しやすくなる。

今回の案件では、横浜市中区にある399室の「チサン ホテル 横浜伊勢佐木町」を信託財産とした不動産信託受益権に投資する。同ホテルはロードスターキャピタルが保有している。

また、組成段階で金融機関から借り入れず、投資家から集めた資金のみで不動産信託受益権を購入する「全額エクイティ」の仕組みを採用する。借入金を使わないため、金利上昇に伴う返済負担の増加が収益を圧迫するリスクを抑えられるという。

Hash DasHは2026年4月、ロードスター証券へ商号を変更し、サービス名も「OwnersBook+」に改めた。今回が新体制発足後初の不動産ST案件となる。

関連記事:不動産セキュリティ・トークンを垂直統合で推進──Hash DasH Holdingsを完全子会社化:ロードスターキャピタル

案件名は「ロードスターグループのデジタル証券 横浜伊勢佐木町ホテル」。募集総額は38億3000万円で、8月1日に申し込みの受け付けを始める予定だ。

1口50万円から申し込め、想定平均分配利回りは年4.1%、予定運用期間は約10年。申込期限は8月27日正午としている。

|文:平木 昌宏
|画像:ロードスター証券公式サイトより(キャプチャ)

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