Visa(ビザ)は6月4日、米ドル連動型ステーブルコイン「SBC」を用いて、Canton Network(カントン・ネットワーク)上でステーブルコイン決済の概念実証(PoC)を実施すると発表した。
概念実証は、ステーブルコインインフラプラットフォームを提供するBrale(ブレール)との提携の下で実施される。
SBCはブレールが発行するステーブルコインで、カントン・ネットワークにネイティブ対応している。
概念実証では、プライバシー保護機能を備えたブロックチェーン基盤が、実際の機関向け決済フローにおいて高速でプログラム可能な決済をどのように支援できるかを評価する。
また、金融機関や決済事業者が機密性の高い決済取引データの閲覧範囲を適切に管理できるかどうかも検証する。
ビザは2021年にステーブルコイン決済への対応を開始して以降、その機能を継続的に拡張し、VisaNetの決済義務を対応ステーブルコインで精算できるようにした。
概念実証では、機関投資家向け決済のユースケースにおける新たな選択肢としてSBCへの対応を評価する。
ビザは4月29日、グローバルなステーブルコイン決済パイロットに新たに5つのブロックチェーンを追加すると発表していた。
ビザのパイロットではこれまで、Avalanche(アバランチ)、Ethereum(イーサリアム)、Solana(ソラナ)、Stellar(ステラ)をサポート。
今回新たに、Arc(アーク)、Base(ベース)、Canton(カントン)、Polygon(ポリゴン)、Tempo(テンポ)の5つのブロックチェーンが追加され、対応チェーンが9つとなった。
これにより、パートナー企業はより多様なブロックチェーン環境で決済を構築できるようになる。
|文・編集:廣瀬 優香
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