SBI、シンガポール暗号資産取引所「Coinhako」を連結子会社化

SBIホールディングスは7月17日、シンガポールの暗号資産(仮想通貨)取引所「Coinhako(コインハコ)」を運営するHoldbuild Pte. Ltd.(ホールドビルド)の株式の過半数を取得し、連結子会社化したと発表した。

SBIは2月に買収の意向を表明しており、シンガポール金融管理局(MAS)の承認を経て、完全子会社のSBI Ventures Asset Pte. Ltd.(SBIベンチャーズ・アセット)を通じた買収手続きを完了したという。

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コインハコは、シンガポール金融管理局(MAS)の主要決済機関ライセンスを持つHako Technology(ハコ・テクノロジー)を中核に、個人・機関投資家向けの暗号資産取引サービスを展開している。公式サイトによると、200種類超の暗号資産を取り扱い、利用者数は48万人を超えるという。

SBIは今後、コインハコが約10年にわたり培ってきた取引所運営のノウハウやデジタル資産インフラを、グループの金融基盤や国際ネットワークと組み合わせる方針だ。

また、トークン化株式やステーブルコインを含むサービスを拡充し、アジアにおけるデジタル資産事業の基盤強化につなげるとしている。

SBIは国内でビットバンクの完全子会社化を進める一方、米国では機関投資家向け暗号資産取引所EDX Markets(EDXマーケッツ)に出資している。

今回の買収により、東南アジアでも規制ライセンスを持つ暗号資産取引基盤を傘下に加えた形だ。

SBI代表取締役会長兼社長の北尾吉孝氏は「デジタルアセット関連の規制が先行するシンガポールは重要な地域であり、今回、盤石な顧客基盤と事業ノウハウを持つCoinhakoがSBIグループに加わったことを、非常に嬉しく思います。JPYSCをはじめとする、双方の様々なシナジーを早期に具現化することで、次世代の金融サービスを一刻も早く提供してまいります」とコメントした。

|文:平木 昌宏
|画像:Adobe Stock

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