ビットコイン(BTC)財務企業Strategy(ストラテジー)が先週、約1億130万ドル(約180億8000万円、1ドル=160円換算)で1550BTCを購入していたことがわかった。
同社が6月8日にアメリカ証券取引委員会(SEC)へ提出した報告書「8-K」で明らかになったもので、これにより同社のビットコイン保有量は84万5256BTCに達した。
今回の購入は1BTCあたり平均6万5332ドルだった。同社の保有分は平均取得単価が1BTCあたり7万5680ドル、取得総額は約639億7000万ドル(約10兆2352億円)に上る。
購入資金は、市場価格連動型株式発行(ATM)プログラムを通じたA種普通株式の売却益から捻出された。提出書類によると、Strategyは6月第1週にこれらの株式売却で1億8100万ドル(約290億円)を得たという。
今回の購入は、先週物議を醸した32BTC売却からのビットコイン蓄積再開を示すものだ。同社にとって32BTCの売却は2022年以来初めてのもので、マイケル・セイラー(Michael Saylor)会長兼共同創業者が日曜にXで「ドットを追加する良いタイミングだ」と投稿した直後の購入となった。
開示を受け、ナスダック上場のMSTRは月曜の寄り付き後に3%超上昇し、124ドル超で取引された。
一方で同社は現金準備の積み増しも強調しており、先月の転換社債買い戻しで一時減少していた現金保有を10億ドル(約1600億円)規模まで回復させたとしている。
また同社は同日、優先株STRCの配当支払い頻度を月2回(毎月15日と月末)へ変更する案が株主の承認を得たことも明らかにした。新たな支払いスケジュールは7月15日から開始され、6月30日時点の株主が対象となる。
|文・編集:井上 俊彦
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