暗号資産(仮想通貨)運用会社21Shares(21シェアーズ)による初のHyperliquid(ハイパーリキッド)のネイティブトークン「HYPE」に連動する現物ETF(上場投資信託)「THYP」が、ナスダックでデビューを果たした。
21SharesのXへの投稿によると、初日の取引高は180万ドル(約2億8800万円、1ドル=160円換算)、純流入額は120万ドル(約1億9200万円)を記録した。同ETFはHYPEのスポット価格に連動するよう設計されており、運用手数料は0.3%。同じくHYPEの現物ETFを申請しているBitwise(ビットワイズ)が提示する0.67%を大きく下回る水準だ。
取引高は、10月末にデビュー初日に5600万ドル(約89億6000万円)を集めたBitwiseのSOLステーキングETF「BSOL」や、11月に初日で5800万ドル(約92億8000万円)を記録したCanary XRP ETF「XRPC」など、これまで話題を集めた暗号資産ETFのデビュー時と比べるとわずかにとどまった。それでも市場関係者の評価は前向きだ。
Bloomberg Intelligence(ブルームバーグ・インテリジェンス)のETFアナリスト、James Seyffart(ジェームズ・セイファート)氏は、12日の取引終了時点で「非常に堅調な一日で、平均的なETFのローンチよりは間違いなく良かったが、特に驚くべきことはなかった」とコメントした。
なお、HYPEを巡るETF申請は他にも続いており、セイファート氏はBitwiseの「BHYP」がSECの次の承認候補と予想してる。Grayscale(グレイスケール)も「GHYP」の承認を待っている状況だ。
|文・編集:井上俊彦
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