米通貨監督庁、GENIUS法の実施に向けた規則案を発表──パブリックコメントを募集

OCC(米通貨監督庁)は2月25日、GENIUS(ジーニアス)法を実施するための規則制定案を発表した。

ジーニアス法は、米国の決済用ステーブルコインを対象とした初の包括的な連邦法。ステーブルコイン発行者に対して、発行トークンを安全かつ流動性の高い資産で1対1で裏付けることなどを義務付けている。

ジーニアス法は2025年7月に成立し、この成立日から18カ月後の2027年1月18日、または連邦規制当局が最終規則を公布した日から120日後のいずれか早い日に施行される。

今回発表された規則制定案は、OCCの管轄下にある認可済み決済用ステーブルコイン発行者および外国決済用ステーブルコイン発行者、ならびにOCC監督下にある機関が行う特定のカストディ業務に適用される規制の概要を示すとともに、これらについてパブリックコメントを募集している。

同規則制定案は、ジーニアス法に基づきOCCが公布を義務付けられている規制のうち、「銀行秘密法(BSA)」「マネーロンダリング対策(AML)」「外国資産管理局(OFAC)の制裁」に関連する規制を除く全てを網羅している。これら3つについては、財務省と連携の上、別途規則を制定して対応する予定。

パブリックコメントの提出期限は、連邦官報への掲載日から60日以内となっている。

|文・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock

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