JPYC社は20日、LINEヤフー傘下でWeb3事業を担うLINE NEXTと、日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」の活用に向けた協業検討の基本合意書(MOU)を締結したと発表した。
本取組により、LINEアプリ上で展開予定の新規ステーブルコインウォレットにおいて、誰もが手軽にJPYCを利用できる環境の構築を目指すという。
LINE NEXTは、既にゲーム内アイテム市場「NEXT Market」において月間取引額約22億円(2025年10月発表)を達成し、ステーブルコイン(主にUSDT)による価値循環を実現させている。
国内のブロックチェーンゲーム業界では主要タイトルのサービス終了が相次ぐなど厳しい局面が続いているが、日本円建てのJPYCが同社のエコシステムに組み込まれることで、国内デジタルコンテンツ領域への新たな資金流入経路や実用的な決済基盤として機能することが期待される。
こうした生活圏への浸透は、JPYC社の岡部代表がNADA NEWSのインタビューで語った2026年の事業展望とも合致する。
岡部氏は同インタビューにおいて、米サークル社との提携による「ステーブルFX」を通じたグローバルな為替インフラの構築や、国内での給与払いの一般化、さらにはAIエージェントによる決済の自動化など、ステーブルコインの社会実装を全方位で加速させる構えを示していた。
今回のLINE NEXTとの提携も、同氏が描く広範なエコシステム拡大に向けた重要な一環といえる。
|文:栃山直樹
|画像:リリースから
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