HashPort(ハッシュポート)は6月11日、BOOSTRY(ブーストリー)と、セキュリティ・トークン(ST)とアンホステッドウォレットの連携に向けた業務提携の検討を開始したと発表した。
アンホステッドウォレットとは、取引所や事業者に預けるのではなく、利用者自身が管理するウォレットのこと。
今回の検討では、STの購入者に付与する優待トークンを、アンホステッドウォレットで管理・利用できる仕組みを目指すという。
具体的には、ST本体とは別に、購入者向け優待などに使うユーティリティ・トークンをパブリックチェーン上で発行し、利用者のアンホステッドウォレットで管理・利用できるようにする構想だ。
これにより、発行体は優待管理にかかる運用コストを抑えやすくなり、投資家にとっても、受け取った優待トークンをより使いやすくなる可能性があるという。
背景には、RWA(現実資産)やST市場の拡大がある。
リリースでは、ステーブルコインを除くRWA市場の時価総額が約300億ドル(約4.8兆円)に迫っており、国内でもST市場が急速に成長していると説明している。
また、今後は領域でも、世界的なブロックチェーンエコシステムとの接続が求められるとしている。
両社は中期的に、ST取引におけるステーブルコイン決済や配当、残高・取引管理などにもアンホステッドウォレットを活用できるか協議を続けるという。
|文:平木 昌宏
|画像:リリースより



