英国の暗号資産(仮想通貨)投資家約1692人が6月29日、暗号資産取引所Binance(バイナンス)および創業者Changpeng Zhao(チャンポン・ジャオ)氏を相手取り、ロンドン高等裁判所に訴訟を起こした。
被告にはバイナンスとジャオ氏のほか、バイナンス関連企業のNest Exchange、バイナンスの取引プラットフォームを運営していた「身元不明者」も含まれている。
原告側の代理人を務める法律事務所KP Lawが提出した訴状では、バイナンスのプラットフォーム上で提供されていたレバレッジトークン、暗号資産先物、オプション、証拠金取引商品が、2000年金融サービス・市場法(FSMA)に違反していたと指摘されている。
原告側は、支払った金銭の返還、取引で発生した損失に対する損害賠償、1981年上級裁判所法(Senior Courts Act 1981)に基づく利息の支払いを求めている。
訴状には、原告側が20万ポンド(1万67ポンド4300万円、1ポンド215円換算)を超える損害賠償を求めていると記載されている。
これは、訴訟提起時に支払う裁判所手数料(1万67ポンド)を算定するための請求額区分を示すもので、実際の請求額を意味するものではない。
ロイターの報道によると、原告側は少なくとも1億5000万ポンド(約322億5000万円)の損害賠償を求めているという。
|文・編集:廣瀬 優香
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