ビットコイン、CPIは無難に消化、米中首脳会談・Clarity法案審議待ち【楽天ウォレットDaily Report】

ポイント

・高値圏もみ合い継続、200日線が上値重く 
・原油100ドルと地政学で神経質な展開 
・14日の米中会談とClarity法案審議を控え様子見か 
・委員会通過ほぼ確実も本会議通過に向けた多数派工作がポイント

昨日のBTC市場

昨日のBTC市場は引き続き高値圏でのもみ合いとなった。

8.2万ドル(約1,290万円)台半ばで上値を抑えられると、8万ドル(約1,260万円)台に値を落としたが、8.1万ドル(約1,275万円)台へ回復している。

BTCは7.9万ドル〜8万ドルのレジスタンスゾーンを上抜けると、和平合意への期待から原油価格が90ドルを割り込む中、8.2万ドルを突破。8.3万ドル近辺の200日移動平均線に上値を抑えられると、以前レジスタンスだった7.9万ドル台がサポートに転じ、8万〜8.2万ドル近辺での狭いレンジ取引が続いた。

週明けのCME先物がオープンすると、BTCはショートカバー気味に8.2万ドル台半ばまで上昇。再び200日移動平均線に上値を抑えられると、原油価格の100ドル乗せを嫌気して8万ドル台に失速した。

しかし原油価格が反落するとBTCは切り返し、米株が史上最高値を更新する中で、昨日未明に再び8.2万ドル台に値を伸ばした。ただ三度200日移動平均線に上値を抑えられると、米大統領が停戦を危ういと発言。一方イラン議長は強硬姿勢を示し、原油価格が100ドルに乗せる中、BTCはじりじりと値を下げていった。

海外時間に入りCPIが予想を若干上回るとBTCは8.1万ドルを割り込み、米株が反落して始まると一時8万ドルを割り込んだ。

しかし10年国債入札が不調だったものの「Buy the Fact」気味に米株が上昇に転じるとBTCも反発。米国務省がルビオ国務長官と王毅外相によるホルムズ海峡の通行料を認めないとの合意を発表すると、原油の上昇が一服し、BTCは強含み、足元では8.1万ドル台に値を戻している。

本日のBTC市場

本日のBTC市場は底堅い展開を予想する。

昨日のCPIはコア、ヘッドラインともに予想を0.1%ずつ上回り、金利上昇局面での10年債入札も不調だったが無難に通過した。またイラン情勢は混沌さを増しており、原油価格も100ドル台にしっかり乗せた。さすがに連日のS&P500やNasdaqの史上最高値更新は一服したが、原油高の割に市場は大きく崩れていない。

昨日申し上げた通り、イランの強硬姿勢を受けて「自由航行作戦」再開や軍事衝突、停戦破棄の可能性が高まってきた。一方で、UAEやサウジがイラン攻撃に参加したとの報道もあり、英仏海軍もホルムズ海峡に向かっている。米中は外相レベルでホルムズ海峡の通行料を認めないことで一致しており、イランに対する包囲網は狭まりつつある。この問題では、明日午前中とされる米中首脳会談に注目が集まっている。

明日14日はClarity法案の上院銀行委員会での審議が予定されている。これに先立ち昨日草案が公開され、今朝方修正案の提出が締め切られた。銀行ロビーは反発を強めており、「反暗号資産軍」で知られるエリザベス・ウォーレン議員は倫理規定の不備を理由に反対を表明、労働組合も反対を表明したと報じられている。一方でチャック・シューマー民主党上院院内総務は超党派での賛成を呼び掛けている模様だ。

この点で少し注意が必要なのは、共和党が委員会で多数派を占めているため、銀行や組合が反対しようが委員会自体の通過はほぼ確実と見られていることだ。問題は、その後の上院本会議を通すには議事妨害を阻止するため民主党から7名以上の賛成を得る必要があり、彼らが受け入れられる修正を委員会で行う必要がある点だ。したがって、14日にいきなり否決されてBTC売りとはなりにくいが、14日の委員会通過で市場がポジティブに反応しても楽観視しすぎるのは危険である。通過はほぼ間違いないとしても、11名の民主党委員のうち何人賛成に回るかに注目が集まっている。

今朝方ウォーシュ氏のFRB理事就任が上院で承認され、今晩にも議長就任の承認が採決される見通しだが、これは既定路線だろう。焦点の200日移動平均線再トライは14日のイベントを受けてからの可能性が高いと考える。7.9万〜8万ドルのレジスタンスも4度目のトライで突破できるか注目されるが、失敗して7.9万ドルを割れると少し調整しそうだ。

詳しい解説は楽天ウォレットの公式Youtubeをご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UC4-Me_feeufiLDesfs6x23g

※この記事は「楽天ウォレット」のデイリーレポートを転載したものです。
※この記事では、投資判断の参考のための情報提供を行っておりますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。また、楽天ウォレットとしても投資勧誘や断定的な予測をおこなうものではありません。
※発信された情報に将来の予想が含まれることがありますが、発信者個人の見解であり、またその正確性、信頼性を保証するものではありません。投資の最終判断は、ご自身で行っていただきますようお願い致します。

PR

ボーナスで始めるのにおすすめな国内暗号資産取引所3選

取引所名特徴

Coincheck
500円の少額投資から試せる!】
国内の暗号資産アプリダウンロード数.No1
銘柄数も最大級 、手数料も安い
無料で口座開設する

bitbank
【たくさんの銘柄で取引する人向け】
◆40種類以上の銘柄を用意
◆1万円以上の入金で現金1,000円獲得
無料で口座開設する

bitFlyer
初心者にもおすすめ】
◆国内最大級の取引量
◆トップレベルのセキュリティ意識を持つ
無料で口座開設する