暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)は5月7日、2026年第1四半期(1月~3月)の決算を発表した。
暗号資産価格の下落に伴い取引量が減少する中で、コインベースは3億9410万ドル(約610億9000万円、1ドル155円換算)の純損失を計上し、2四半期連続の赤字となった。前年同期は6560万ドル(約101億6800万円)の純利益を計上した。
売上高は14億1000万ドル(約2185億5000万円)で、前年同期比で31%減少。取引収益は、前年同期比40%減の7億5580万ドル(約1171億5000万円)。
コインベースが取引手数料への依存を減らそうとする中で投資家が注目している、サブスクリプションおよびサービス収益はそれほど大きな打撃を受けず、前年同期比14%減の5億8350万ドル(約904億4000万円)となった。
コインベースは5月5日、AI(人工知能)を中核に据えた新たな運営体制への移行の一環として、従業員の約14%、約680人の人員削減を実施すると発表。市場低迷への対応も、人員削減の理由として挙げた。
投資家の間では、暗号資産市場が低迷する局面において、サブスクリプション事業やインフラ事業が収益の安定化に寄与するかどうかに注目が集まっている。
|文・編集:廣瀬優香
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