・Coinbase(コインベース)株は約2.6%上昇した。AIエージェント向けの決済・サービス基盤である「Agentic.Market」の立ち上げが材料視された。
・x402の取引件数は累計1億6500万件を超えており、Coinbaseは機械同士の商取引分野での存在感を強めている。
・20日の米株式市場ではS&P500が下落するなか、暗号資産関連株はこれを上回るパフォーマンスを示した。
Coinbase株は2.5%上昇、x402マーケットプレイスがAIエージェント経済を拡大
Coinbase Globalの株価は4月20日に2.6%上昇し、時価総額は447億ドルに達した。株価は1株211ドル近辺で推移し、S&P500が0.24%下落するなかで逆行高となった。この上昇は、拡大するAIエージェント経済のなかでx402決済プロトコルの導入を加速させる一般公開されたマーケットプレイス「Agentic.Market」の立ち上げと重なった。

Coinbaseによると、このマーケットプレイスは、開発者や自律型エージェントがx402対応サービスを見つけ、比較し、組み込める統合プラットフォームである。プロトコルのバックエンド探索レイヤーである「Bazaar」を基盤に、価格データや利用指標、統合ガイダンスを加えた、より使いやすいインターフェースを備えている。
「このプラットフォームは自己学習型でもある。実際の決済を監視して新しいサービスを自動的にインデックス化するため、手動で登録しなくても、マーケットプレイスはリアルタイムで成長し、自律的に更新されていく」─Coinbaseのニック・プリンス氏とダニー・オーガン氏、2026年4月20日
このシステムはプログラム可能な決済に対応しており、人間だけでなく機械もAPIやコールごとに課金されるサービス、リアルタイムのツール利用に対して支払いを行える。
同社はこれに先立つ2月、AIエージェントが支出上限付きの自己管理型ウォレットをBase上でガスレス運用できる「Agentic Wallets」を導入していた。それ以降、x402の利用規模は大きく拡大し、取引件数は1億6500万件超、取引高は5000万ドル超、アクティブエージェント数は48万超に達している。
新たに設立されたx402 Foundationには、Linux Foundationのほか、Google、Stripe、Visaなども参加している。
このほかCoinbaseは、トークン化とカストディのソリューション分野でBybitと提携すると発表した。これにより、従来型市場へのオンチェーンアクセスを、未上場株式などのプレIPO資産にまで広げる狙いがある。また、英国のユーザーがビットコインやイーサリアムを担保に借り入れできる暗号資産担保型融資商品も明らかにした。
機関投資家の追い風が強まる中、暗号資産関連株が市場全体を上回るパフォーマンスを示す
S&P500が20日の取引を下落で終えた一方で、Coinbaseと並ぶ暗号資産関連株も上昇した。The Blockのチャートによると、主要な暗号資産関連企業株7銘柄はすべてプラス圏で引けた。
Robinhood Marketsの株価は0.57%高の91.27ドルと上昇幅は限定的だったが、市場の関心は4月28日に予定されている2026年第1四半期決算に向いている。
同社株は、4月14日に2万5000ドルのパターンデイトレーダー規制が撤廃されたことによる規制面の追い風も受けている。これにより、個人投資家の取引参加見通しが改善したとみられている。

一方、Strategyはビットコイン保有状況の重要な更新を開示した。2026年4月19日時点で同社は81万5061BTCを保有しており、取得総額は手数料込みで約615億6000万ドル、平均取得単価は1BTCあたり7万5527ドルとなっている。
今回の買い増しは、同社の歴史のなかでも3番目に大きい単発購入となり、準備資産としてのビットコインに対する長期的な確信と、積極的な財務戦略をあらためて示した。
日中の上昇率で首位となったBlockは3.69%高の73.89ドルまで上昇した。投資家は5月7日に予定される2026年第1四半期決算の発表を見据えている。ジャック・ドーシー氏率いる同社は今年、AIファーストの事業運営モデルへの移行の一環として従業員をほぼ半減させたことで批判を浴びていた。
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